2012年9月6日木曜日

日本語のタトゥー

海外の一部の人たちの中で、日本語の入れ墨が流行っているとか。
今日、腕に「ディエゴ」と入れ墨をした旅行客が、京都の市バスに乗っていた。
日本語話者が90%以上を占めた京都市バスの中でつり革を握る「ディエゴ」は、じんわりとおもしろかった。
しかも、別段何のひねりもない書体である。
日本人がそれを見ると、瞬時に、そして事務的に「ディエゴ」という音だけが伝わるのである。
死んだ弟の名前だとか、マラドーナのファンだとか、そんなことを想像する暇もなく、とにかく「ディエゴ」と語りかけてくる。
フェルトペンで書いたような細い文字が。
ディエゴ。
良い旅を。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

漢字が裏返ってるやつもよくいるね。